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私立大学の公立大学化、公立化で効率化?

以前にもお伝えした私立大学から公立大学へとなっている大学。

大学の定員割れで私立から公立大学へ、学生募集を停止なども

地方の私立大学を中心として、以前よりも公立化となる私立大学が増加しています。
地方私立大、進む公立への衣替え 少子化で経営厳しく

地方の私立大が公立大に衣替えする動きが進んでいる。朝日新聞の調べでは7大学が公立化し、少なくとも6私大が今後、その予定か構想がある。少子化が進み、私大経営が厳しさを増すことが主な要因だが、将来、国や引き受けた自治体の財政上の負担が増えかねないとの指摘もある。

http://www.asahi.com/articles/ASK24643KK24ULZU005.html

前回、私立大学から公立大学へとなった大学は以下の通りでした。
高知工科大学
静岡文化芸術大学
名桜大学
公立鳥取環境大学
長岡造形大学
山口東京理科大学(2018年から)
福知山公立大学

今回の調査では、更に以下の大学が公立大学へ、もしくは検討中となっています。

公立小松大学
長野大学
諏訪東京理科大学
千歳科学技術大学(市に要望)
新潟産業大学(検討中)
旭川大学(検討中)

増えたと言っても大量に公立大学へとなった訳でも有りませんので、特に何も言う事は有りませんが、何故公立にしてまで大学を残すのか?

私立大学を公立大学にする理由


基本的に公立化する私立大学は経営難です。言うまでも無く少子化社会ですから人口の少ない地域は2018年を待たずして全く定員を満たしていません。
では、自治体が大学運営した方が経営が上手く行くのか?と言ったら・・・そんな訳でも有りません。一応、地方交付税交付金によって授業料など学費を減額出来る場合も有りますが、最も大学を残す理由は若者の引き留め。

大学残した位で地元就職する若者がどれ位いるのか分かりませんが、公立化で効率化を図りたい訳です。

実際に東京都の幾つかの区でも大学誘致を盛んに行っていた事が有り、急激に東京都内に大学が増加した例も有りますので、大学で町おこしは強ち間違っては居ないのかも知れませんね。
しかし、東京と地方では企業の数が圧倒的に異なり、先ずは企業誘致の方が急務だとは思います。
でも、企業誘致は非常に難しいですから、やはり公立化による効率化でしょう。
若者が地元就職してくれて、働き手が多いと言う事で企業誘致もやり易い・・・そんな夢物語です。

この私立大学の公立化に関して、朝日新聞系列が多く報道を行っています。

私大が公立化 学費が安い“お得な”地方大学が増加中
https://dot.asahi.com/wa/2017012700183.html

教員一人あたりの学生数を示す割合をST比と呼ぶそうで、少人数教育で効率的に学ぶ事が出来る大学として豊田工業大と広島修道大学が挙げられています。記事では書かれていませんが、公立化にする事で少人数教育を行える様になれば、やはり公立化で効率化に繋がりますね。

公立化で偏差値10アップ、倍率8倍
http://www.asahi.com/articles/ASK1V5K3LK1VUTIL03R.html

東京理科大学と言えば歴史的にも全国的にも有名な私立大学です。
神楽坂キャンパスに本部を置き、多くの理系学生が飯田橋周辺に集まる訳ですが、この東京理科大学は東京都内にもう一つキャンパスを設置しています。

そのもう一つのキャンパスで有る葛飾キャンパスが前述の区が大学誘致したキャンパスの一つです。金町に在る葛飾キャンパスは2013年に設置されています。

学校法人東京理科大学の運営大学としては上記の東京理科大学が最も有名ですが、系列校として先に挙げられている山陽小野田市立山口東京理科大学と諏訪東京理科大学が在りました。

既に公立大学となった山陽小野田市立山口東京理科大学、2018年度から公立化される諏訪東京理科大学。

その山口東京理科大学の近くには田辺三菱製薬が在り、諏訪東京理科大学の近くにもセイコーエプソンなど多くの大企業の工場が在り、葛飾キャンパス近くにも三菱ガス化学が在る。もちろん上記企業へ就職する学生も多いです。

公立化で学費が下がり、景気回復や人手不足で就職先も有り、学生と自治体双方に効果が有った例。

しかし、こうやって地方大学が頑張って運営していても、全ての大学無償化が検討されていますので、学費が安い事がウリでは無くなってしまいます。

そうなってくると、先に述べた少人数教育での実践的な講義や、地元企業への就職先斡旋が肝となりそうですね。

極論になりますが、東京都は学費を今以上に高くして、地方は学費無償化すれば多分地方に人が流れそう・・・
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